教育と洗脳の違い
数年前から「洗脳」というワードがメディアで取り上げられ、とても恐ろしいイメージのある言葉。
そもそも「洗脳」とは何なのか、「教育」とは何が違うのか、既に自分は洗脳されてしまっているかもしれない。
教育とは：知識と人間性を教え育てること。人間の持つさまざまな才能を、一定の方法で十分に教育させるためのいとなみ
洗脳とは：その人の主義・主張・考え方をすっかり改めさせること。
と辞書を開くと定義されている。
この事からすると、教育は価値観を豊かにし自立性を豊かにする事が目的とされており洗脳は、その人の価値観や自立性を決めつけ選択肢を与えない状況にする事だと考えられる。
多くの人は洗脳状態？！
上記の内容を軸に掘り下げていくと、自由の与えられず親の敷かれたレールに生きる人は親から洗脳されていると考えられるのではないだろうか。
良く聞くワード
「父の背中を見てこの仕事に憧れをいだき目指しました」
この言葉は「父」という人物から洗脳されているのではないだろうか…
学校は教育？洗脳？
子供からしたら学校は大きな社会である。
その社会の中で確立された人間とは先生や数少ない大人たちで出来ている。
私は授業で教える内容は教育であり、モラルや人間性といった価値観である部分は洗脳されてしまっているのではないかと考える。
教師も周りの大人達も人間なのだから、それぞれの価値観で生きている。
それを見て育つ子供達は「大人ってこんな感じなのね」と大人に対するイメージが出来上がっていると思う。
思った事はないだろうか、
「自分が子供の頃に大人のイメージしていた大人とは違うな」
これは教師や周りの大人が「大人」であった証明でもあり、子供の頃に大人をイメージしていたから十分に洗脳と言えるのではないだろうか。
洗脳は悪なのか
冒頭でも言った事ですが、洗脳に対し「恐ろしい」イメージが出来ている人は少ないくないと思う。
これが「洗脳」なんじゃね？笑
これが正直な意見である。
初めからしっかり読んでくれていた人は堅い文章で「ふむふむ、なるほど」「私は〇〇だと思うけど」「この人ちょっと好きになれない」なんて思っていたんじゃないでしょうか？
でも「じゃね？笑」なんて言われるとちょっと笑ってくれた、あるいは今までの時間を返せ！なんて怒りを覚えたりと私のイメージを変えたのではないでしょうか？
※私は満足しています。
これこそが「洗脳」であると思う。
イメージ操作とかオシャレな言い方をしてる企業や人は沢山いると思うが、洗脳とは関係ない絶対されないと考えている人こそが実は一番危険なのかも知れませんね。
知らず知らずに考えや価値観を他者により操作されてしまっているのだから。
私は決して悪とは思っていない。
上記で述べた「親」からの価値観なども決して悪い事ばかりではないと考えている。
至る所に洗脳は潜んでいるが、それとどう向き合うか、向き合う事ができるのかが教育であり両方があって初めて人間らしさや個性ができるのではないか。
逆に「幸せ」を考えたら洗脳されていた方が幸せかもしれません。
それもまた人それぞれの価値観ですからね。
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