過労が睡眠時間に影響する
近年ブラック企業という言葉から自殺や様々な問題が話題に、過労による負荷が実際どの程度人体に影響があるのか
ある国でネズミによる恐ろしい実験が行われました。
実験の内容は、「ネズミを過労状態に置き続けるとどうなるか」
ネズミを10日間30分水槽で泳がせることで「働き続けるメカニズム」を検証したようです。
恐るべき実験結果
1日目は1時間の睡眠をしたネズミですが、3日目になると40分程度になり、1週間になると睡眠時間はわずか5分に減少したようです。
10日目になると寝る事すらしなくなり平然と動き続けた様です。
実は危険信号だった「馴れによる疲労感を感じない現象」
忙しい時に働いているはずなのに疲労感を感じなくなった事はないでしょうか?
実はこの症状は危険信号で体は休む事を望んでいるそうです。
もしこのまま働き続けると不安や鬱といった症状に変わってきます。
残業時間が月80時間を超える場合は注意
この時間は「労災認定」の目安となっている数字です。
実際にこの時間を超え働いている正社員のいる企業は22.7%と言われています。
今後、注目すべき点
36協定の見直し
36協定とは、労働基準法は労働時間・休日について、1日8時間、1週40時間(第32条)及び週1回の休日の原則(第35条)を定め、これに対して同法第36条は「労使協定をし、行政官庁に届け出た場合においては、(32条、35条の規定にかかわらず)、その協定に定めるところによって労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。」
Yahooのような新しく良い取り組みをする企業が今後増え続けることが一番いい流れになると考えられますが、従来のやり方を変えるには時間がかかります。
もし自分に思い当たる節があったり、周りの人間に思い当たる際は行動を起こす事が一番早い解決につながると考えられます。
実際に先日のニュースで電通での労災が認められたケースもありますが、実際に当事者である女性の方は既に亡くなられています。
この様な形で労災認定されても助かる命も助かりません。実際に自分がこの様な事態に巻き込まれる事も少なくないでしょう。
もしもの自分の為にも、もう少し周りに目を向け多くの目で全体を見る事が一番の解決策だと考えています。
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