【比較】本当に受刑者の労働が楽すぎると思う?
刑務所で行われる受刑者の労働(刑務作業)が楽すぎると話題になり、実際に会社に入って働く場合との質などを比較し総合的にみてみましょう。
タイムスケジュール
・囚人
労働時間:7時50分~16時30分(8時間厳守)
通勤時間:徒歩(数分)
仕事後 :自由時間(テレビ・読書)
残業 :なし
休憩 :午前午後それぞれ15分
休日 :土日祝
年数 :刑期に応じた年数
月収 :832円~23,000円
・一般の社会人
労働時間:8時30分~17時30分(※8時間)
通勤時間:1時間(電車等)
仕事後 :自由時間(選択自由)
残業 :あり(※1ヶ月45時間まで)
休憩 :1時間
休日 :土日祝〈例外あり〉(平均年間休日120日)
年数 :基本終身雇用(選択の自由あり)
年収 :265万円~420万(男性平均20代~40代)
※労働基準法に基づき算出
刑務作業(参照:法務省)
・生産作業
制作作業、事業部作業、提供作業に3つに区分されている。
・社会貢献作業
労働を提供する作業であり、社会に貢献していることを受刑者が実感することにより、その改善更生及び円滑な社会復帰に資すると刑事施設の長が特に認めるもので、矯正局長が許可した作業
・職業訓練
受刑者に免許若しくは資格を取得させ、又は、職業的知識及び技能を修得させるための訓練を行う。
・自営作業
経理作業(炊事、洗濯、清掃等の施設の自営に必要な作業)と営繕作業に分かれます。
作業収入
国が民間企業と作業契約を結び、受刑者の労務を提供して行った刑務作業に係る収入はすべて国庫に帰属します。平成27年度の刑務所作業収入は約40億円です。
これらのデータを見て思う事
刑務所に入るという事は何らかの罪を犯した場合に入る収容施設である。
その中で刑務作業として社会貢献をし、プライベートや趣味といった分野を切り捨て選択の自由もなく過ごさなければならない場所である。
会社員として働く場合と刑務所での作業を比較することが間違っているのではないだろうか。
私は仕事が楽で衣食住が揃っています。と言われても刑務所に入りたいとは思いませんし、受刑者を庇うつもりもありせんが選択の自由がある一般的な社会人、生活している人として現状に対して不満があり改善するための行動が出来ないで不満を拗らせた人が当てつけをしている様にしか思えないのは私だけなのだろうか…
労働時間ばかり話題になり給与や自由については議論されていない事にも不思議に思いますが、総合的に見て判断をして欲しいと思います。
何より刑務作業をすることで将来が安定してるわけでは無く、出所した後の人生は相当大変だと思いますし刑務作業による収益が40億って、そこらへんの企業よりも稼いでいるわけで国に帰属してるから社会貢献もしているってんだから、あんまり悪い事は言えないと思う…
犯罪を犯してしまった事を除けば少なくとも自分よりは社会貢献してくれているんだろうと思いますしね。
まあでも犯罪はダメだよ!絶対!
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